ライフコートの2022年度におけるお客さま本位の業務運営方針の取り組みについて、各指標(KPI)を発表いたします。
2022年度 成果指標(KPI)の公表
金融庁が平成29年3月30日に公表した「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下「本原則」という。)において本原則を採択した金融事業者(保険代理店も含む)に対し、顧客本位の業務運営を実現するための明確な方針(以下「取組方針」という。)を策定・公表することを求められるようになりました。
弊社では、「お客さま本位の業務運営方針」を策定し、毎年取り組み、その結果を公表しております。そして、内部監査によって改善点なども見つけられ、チェック機能、また改善に向けたアクションの取り組みが進んでまいりました。
最近、この「顧客本位の業務運営方針」を多くの保険代理店がホームページ上で宣言されているところを多く見ますが、ずっと違和感を感じていました。
金融庁が求める「顧客本位の業務運営方針」には、7つの具体的な原則が掲げられています。その具体的な原則を金融機関はこれらの原則に則り業務を行うことがいっそう求められことになりましたが、原則がそもそも入ってなかったり、足らなかったり、かなり多くの宣言されているものについて、「7つの具体的な原則は?」と率直に守られてないものが多いと思います。
原則通りでないことと、そして、独自すぎるとも見えてしまいますが、KPIといったひとつの指標を公表をすることも大切なことで、こちらも多くの公表データが、ナビ率〇〇%、携帯電話取得割合〇〇%、早期更改率〇〇%等々、その指標はどの原則についてのこと?といったように、取り組めば取り組むほど、「?」となります。
といったことで、再度、「顧客本位の業務運営方針」について、策定からきちんと7つの原則を落とし込んだ上で、更新をしなければならないですね。そして、それらのKPIとして指標を発表することで、7つの原則について、毎年、どのように取り組んでその結果はどうだったのか?ということが、公表されたものから、お客さまが真に読み取れるものにしなければならないと思います。
一定、保険会社から方針の策定と発表、そして取り組み結果の公表(KPI)を求められた時もあったから、それに対して、上記の「?」となるような指標を出してしまっています。
お客さまがいくつかの保険代理店ホームページを見る機会があった時には、「お客さま本位の業務運営方針」や「KPIの公表」の部分について、一度、それぞれ目を通していただけますと、その違いにすぐお気付きになるかと思います。